今、義務教育費国庫負担制度において、国の負担が2分の1から3分の1へと後退し、大きな壁にぶつかっています。私たち大人は子どもたちから無言の声を託されているのですから、立ち向かわなければなりません。子どもを守ることは、私たち大人の役割です。
また、学校の先生方の労働環境がどのように大変かということが、保護者に具体的に伝わっていないというのが現状ではないでしょうか。保護者は保護者で、子育てが大変だという意識が強く、学校の先生にもその分期待するところが大きい。もっと保護者と学校の先生とがコミュニケーションをとり、子育て・教育についてお互い理解することが大切です。「子育て」が「孤育て」にならないように、子どもを取りまく大人の相互理解が重要だと思います。