



- いろいろな意味でどん詰まりの感じがする世の中で、どうにかしようともがいているのか、矛先を変えようとしているのか、『教育』が『改革』されようとしています。教育というのは大事だと思うし、国の根幹だと思います。しかしながらその教育はグローバルな意味での教育であって、学校教育、公教育と限定されるものではないでしょう。そして夢は有名人に連なるものではなく存在してほしいと思っています。
- 財政再建のもと、義務教育費国庫負担制度の改正など国による教育予算の削減が行われています。昨今は、所得の格差によって、教育の二極化が進んでいると言われていますが、まさしく、財政難の地域では、教育の地域差がますます広がっていくのは明白です。将来、国を背負っていく子どもたちをどのように、国として育てていくのか見通しが感じられない現状です。一部のエリートを作り出す教育は、子どもたちに歪みを与え、将来に夢を求めて育っていく子どもたちに到底なり得ません。都会にはない自然豊かな大地(国)を大切に思い、生命を尊ぶ心を育てるためには、合理化ばかりが選考する視点で教育を捉えることでは生まれてこない気がします。少子化が進む中、子どもたちは、国の根本となる財産であることをもっと真剣に考えてほしいと願っています。
- わたしは、純粋に夢を持ち、真剣に取り組む子どもたちを育てたいと思っています。
教育は、全国どこの地域でも、どの子も平等に与えられるものであってほしいと願っています。地域格差がはげしくなってきている現在、国の教育費の削減は容認できません。
- 学級で「子ども応援便り」を配布する時に、教育予算について説明しました。よい資料でした。
- 子どもに配布した時に表紙を見て、「夢をもってね」というメッセージを伝えました。中身については大人向けの内容でしたので、ほとんど話しませんでした。これは、保護者向けのお便りだったのですね。
- いろいろなことに挑戦して、自分の好きなものを見つけよう!と子どもたちに話しています。毎月、その月の誕生日の子たちに「ぼくのゆめ、わたしのゆめ」ということで、大人になったらなりたいものをみんなに紹介しています。その夢がかなうようにがんばってほしいと思って、応援しています。
- これまでの義務教育制度があったからこそ、努力すれば夢がかなう社会だったと思います。義務教育制度がくずれることにより、学習の機会やチャンスの機会が与えられない子が現れると思います。全ての子どもの学習の機会をきちんと保障できる国であってほしいと改めて思いました。

