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「子ども応援便り」最新号の申し込み方法
がっこう応援便りが 発行されました
写真:がっこう応援便り
イメージ:日本の子どもたちに夢を!

子どもたちの未来のために
日本PTA全国協議会会長
子ども応援便り発行人
相川 敬
イラスト:先生をバックアップしましょう!
 私たちPTA活動の目的はただ一つ。子どもの周りの大人として力を合わせ、子どもたちが安全に、安心して楽しく学べる場をつくること。その場は、家庭であり、学校であり、地域社会です。
 そうした活動の中でも、保護者はまず何をすべきかといえば、それは先生のサポートだと思うのです。
 ところが、最近の学校現場は、批判ではじまることが多すぎるように感じます。保護者が学校に対して上からものを言ったり、先生のあら探しをしたり。最初からそのような態度では、先生たちはどんどんものを言えなくなってしまい、大人が力を合わせることができなくなってしまいます。本来、保護者も学校もめざすところは同じのはず。子どもたちが健やかに楽しく学ぶために、先生がニコニコ笑って子どもと触れあえるように学校をバックアップする体制を整えていくことが大切です。
 子どもの教育は先行投資だと言われますが、私自身、子育てに近道はないことを実感しています。今、一生懸命努力した結果は、子どもや孫の世代にようやく形になるくらいに、「教育」には時間がかかります。だからこそ、今やらなければと感じています。
  そのためには、時には、保護者が保護者に諭す場面も必要かもしれません。今の時代、保護者である前に、ひとりの大人として、大人同士が学びあい、励まし合うことも必要でしょう。
 そんな大人たちの想いのもと、このたび、「子ども応援便り」の創刊3周年を記念して「がっこう応援便り」を発行する運びとなりました。
 教職員のみなさん、地域のみなさん、保護者のみなさんが、それぞれの立場を超えて、子どもたちの未来のために、社会のために、「何か」をはじめるきっかけとなれば幸いです。

 

「大人も勇気、 元気、笑顔!」

子ども応援便り編集長 
高比良美穂
イラスト:子どもに夢を、大人に笑顔を!
 おかげさまで、「子ども応援便り」が創刊3周年を迎えました。最初の取材は、創刊号に掲載されたチチローこと鈴木宣之さんのインタビューでした。
 「教育をおろそかにする国の行く末は見えている。教育には、国民の一人ひとりがもっと関心を持たなければ。それは、君たちにかかっているよ」と、熱く語ってくださった鈴木さん。身の引き締まる思いで聞きながら、私自身も熱くなっていったことを思い出します。
 その後、たくさんの方からのお便りや声をもとに現場取材をしながら、編集部の立場から、はっきりと見えてきたことがあります。それは、子どもの「夢」を育むためには、それを支える大人たち、子どもたちの一番そばにいる保護者や学校の先生たちの「笑顔」がとても大切だということです。
 おりしも、「子ども応援便り」最新号にご登場いただいた王貞治さんのインタビュー中にこんな話が飛び出しました。「今、先生たちにもっと元気を出してほしいよね。なんてったって子どもの一番そばにいるんだから。でも、最近のマスコミは先生をたたくばかり。ふつうの新聞がやらないことをやらなきゃ!」
 この時、王さんと「せんせい応援号」を出せるといいね、という話をしたのが、この冊子を編集するきっかけとなりました。
 私自身も現在、子育てに悪戦苦闘中ですが、この冊子を編集しながら、あらためて人生の先輩たちの珠玉の言葉に励まされています。
 過酷ともいえる環境の中で、子どもたちのためにがんばっている教職員のみなさんにとって、この冊子が少しでも「笑顔」の素になれば幸いです。
 最後に、「がっこう応援便り」の取材、編集にご協力いただいたみなさまに心より御礼申し上げます。

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