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「できないかも」と思わず
チャレンジしてもらいたい(ikura) 君の人生は君のものだから誰にも気を使わなくていい(Ayase)
YOASOBI さん

幼少期の写真。上から、ikuraさん、Ayaseさん。

YOASOBI(ヨアソビ)
コンポーザーのAyase(1994年山口県生まれ)とボーカルのikura(2000年東京都生まれ)からなる、「小説を音楽にするユニット」。シンガーソングライター・ボカロPのAyase、シンガーソングライターの幾多りらとしても活動する。お互いのソロ活動を「昼の姿」に例え、「夜の姿」として遊び心満載な楽しいことをしたいとの想いを込めて「YOASOBI」と名付けた。2022年6月には、デビュー曲の「夜に駆ける」が、BillboardJAPANチャートにおいて史上初のストリーミング累計再生回数8億回を突破。同年10月1日には、『機動戦士ガンダム水星の魔女』オープニングテーマ「祝福」を配信(11月9日CDリリース)した。

コンポーザーのAyaseさんとボーカルのikura さんによる「小説を音楽にするユニット」YOASOBI。
2019年に「夜に駆ける」が大ヒットを記録し、2020年から2年連続で紅白歌合戦に出場。
瞬く間にトップアーティストとなったお二人に幼少期のこと、そして「夢」について語っていただきました。

――ミュージシャンを志したのはいつ頃ですか?

ikura アコースティックギターで弾き語りをする父の影響で、物心がついた時には当たり前のように家の中に音楽があふれていました。気がつけばミュージシャンになりたいという夢を抱いていましたが、はっきりと目標として定めたのは中学2年生の時です。YUIさんやテイラー・スウィフトさんに憧れ、オーディションに応募したり、吉祥寺や渋谷などで路上ライブを始めたりしました。

Ayase 同じく中学2年生の時です。5歳の頃からピアノを弾いていたのでずっと音楽に触れていました。小学6年生の時にEXILEさんに出逢い、そのアスリートのようなストイックなかっこ良さに「わぁ、俺もEXILEみたいになりてぇ!」と思ったのが大きなきっかけなのかも知れません。

――初めてYOASOBIの楽曲を聴く子どもにオススメの曲は?

ikura 「群青」です。この曲は悩みもがきながら夢を追いかける人の曲です。

Ayase 2022年10月1日に配信リリースした新曲、「祝福」です。「君の人生は君の人生なのだから誰にも気を使わなくていいんだよ」というメッセージを込めました。

――歌う前にするルーティンはありますか?

ikura 歌う前日はとにかくよく寝ることです。わざと疲れることをして熟睡できるようにすることもあります(笑)。そして、本番前は柔軟体操ですね。もちろん発声練習やボイストレーニングのような基礎的なことも行います。ただ、状況によってはそれが十分にできない場合もあります。そんな時にストレスにならないように「ルーティンを決め過ぎない」ことも大事かも知れません。

――ikuraさんの声を言葉で表すとどんな声ですか?

Ayase 最近になって改めて実感したのは少年っぽい声だなということです。だから歌の中の様々な小説の主人公になることができます。また、スッと入って来る親近感が湧く声でありながら、どこにもいない声、「唯一無二な無色透明の声」とも表現できますね。

――SDGsをテーマに子どもたちと共演しました。曲作りでの工夫は?

Ayase NHKの子ども向けSDGs番組シリーズ「ひろがれ!いろとりどり」の子どもユニット"ミドリーズ"とコラボレーションした「ツバメ」のことですね。若者だけでなく、幅広い世代の人たちに聴いてもらえたらと思っていたのですが、だからと言って自分の作家性を丸くするのではなく、どの世代の人が聴いても違和感なく「かっこいい」と思ってもらえるように工夫をしました。ベースやドラムの音にもすごくこだわっていて、若者が集う場所で流れたらみんなすごく気持ちよくなってくれるんじゃないかなと思います。

――どうしたらYOASOBIとコラボレーションできるのでしょうか?

ikura 以前、大阪桐蔭高等学校の吹奏楽部ともコラボレーションをさせていただいたんですが、その時は私たちの曲を演奏してくれているYouTubeの動画を見てオファーをしました。私たちはみんなが参加できるようなプロジェクトを行うことが多いので、ぜひ気軽に挑戦してもらいたいです。

――10年後どんなユニットになっていますか?

ikura 英語版のアルバムももっと出して、世界中の人たちに聴いてもらいたいです。

Ayase 世界に出たいですね。僕たちは「最強のJ‐Pop を作る」をテーマとしています。これまでのJ‐Popの系譜を引き継いだ上で、世界で認めてもらえるような音楽を作れたらと思っています。

――子どもたちにメッセージをお願いします。

ikura ここまでたどり着くまでに経験してきたこと、挑戦してきたことのどれが正解だったかは、自分でもハッキリと分かりません。ですが、成功も失敗も含めてどれか一つでもなかったら今がなかったのではないかと思います。「自分がやりたいことや楽しいと思うことはやめずに、興味があることや楽しそうなことに、「自分にはできないかも」と思わずにチャレンジしてもらいたい。そしていざチャンスの波が来たときにしっかりと乗れる準備をしておくといいのかなと思います。

Ayase ぜひ遠慮をせずに突っ込んで行ってください。夢を叶えるためには、親にも周りにも気を使わない方が良い時もあると思います。最近「人間の親孝行は3歳で済んでいる」という話を聞いて、すごく納得しました。親がこう育って欲しいと思っているだろうとか、この道を選んだら悲しむかも知れないとか考える必要はないと思う。もちろん必ず夢が叶うわけではないかも知れませんが、突き進まないとチケットも手に入りません。気を使わずに追い求めていってもらいたいと思います。

インタビューに登場のYOASOBIの新曲『祝福』
2022年10月1日配信/11月9日CDリリース

2022年10月2日(日)17:00からMBS/TBS系全国28局ネットにて放送中の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のオープニングテーマ『祝福』。本作のシリーズ構成・脚本を担当する大河内一楼が、本楽曲の為に書き下ろした小説「ゆりかごの星」が原作となっています。
主人公となる少女“スレッタ・マーキュリー”を軸に展開される物語は、これまでのガンダムシリーズとは異なる、新たな世界観を舞台にした内容で、シリーズに触れてきた方はもちろん、初めての方でも楽しむことが出来る内容です。物語で描かれる主人公 スレッタの成長、彼女に寄り添い見守る主人公機“ガンダム・エアリアル“との絆が、疾走感溢れる力強いサウンドにのせて綴られた楽曲となっています。
11月9日(水)にリリースされるCDは完全生産限定盤で、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するデミトレーナーのYOASOBIコラボデザインのオリジナルガンプラ、主人公機ガンダム・エアリアル用のYOASOBIコラボマーキングシール、「祝福」の原作小説「ゆりかごの星」(大河内一楼 著)が全編収められています。

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