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作品を通して「他人」を演じることで新たな「自分」に出会えることがある
菅田 将暉 さん

幼稚園の運動会に参加する 菅田将暉さん

菅田 将暉(すだ まさき)
1993年大阪府生まれ。2009年に『仮面ライダーW』でデビュー。18年に日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。17年にソロ歌手デビューし、19年NHK紅白歌合戦に出場した。20年4月24日に主演映画『糸』が公開予定。同年12月に『キネマの神様』、21年に『花束みたいな恋をした』が控える。

 映画やドラマの主演に加え、CMのキャラクターや歌手としても活躍するなど、多彩な活動で幅広い世代から人気の菅田将暉さん。幼少期の経験や俳優デビューのきっかけなどを聞いてきました。

――菅田さんはどんなお子さんだったのですか?

 習い事少年でした。ピアノ、英会話、サッカー、ダンス、水泳など、毎日、何かしらの教室に通っていました。全部自分から「やりたい」と言い出したのに、たまにさぼりたくなる。校庭で友だちと遊んでいると母親が来て、「あんた!」と耳たぶをつかまれて連れて行かれたこともあります。
 中途半端に辞めることは許されず、始める時には必ずどこまでやるかを約束していました。例えば、水泳はバタフライが泳げるようになるまで、ピアノは教則本の『バイエル」をクリアするまで、と。
 中学では野球をはじめましたが、父親とのキャッチボール中に額にボールがあたり、あまりの痛さから「もっと柔らかいボールに」とサッカーに転向しました(笑)。高校ではアメリカンフットボール部です。人気漫画の影響でした。

――俳優としてデビューしたきっかけは?

 きっかけは、当時流行っていたドラマの中の同年代の俳優の活躍でした。ファッション誌のコンテストの出身者が多いことを知って、高校2年生の時に応募しました。最終審査までは進んだのですが、グランプリ受賞はかなわず。でも、それをきっかけに『仮面ライダーW』での主演が決まったんです。最初は詐欺なのではないかと思いました。それまで部活動に明け暮れていた普通の高校生が、「はい、明日から仮面ライダーね」と言われても信じられないでしょう? ファックスで知らせが届いた時、寝起きだったし、状況が理解できず、思わず二度寝しました(笑)。

――俳優の仕事は面白いですか?

 「他人」を演じると、新たな「自分」に出会えるんです。例えば、映画「糸」で父親役を演じた時のことです。僕は、これまで創作者というのは、常に「いつ死んでもいい」くらいの感覚で仕事をするのが当たり前で、それがかっこいい、と思っていました。
 でも、父親として子役と接するうちに、だんだん「この子を守るために長生きしなきゃ」という気持ちになっていったんです。結婚もしていない、子どももいない自分の中にもこんな感覚があったんだと、びっくりしましたね。

――歌手としての活躍にも注目が集まっています。

 音楽好きの父親の影響は大きいと思います。小さい頃は、父がリビングで吉田拓郎さんやさだまさしさんの曲を弾き語りしているのをよく聴いていましたから。
 20歳の時、ドラマの中で、ギターの弾き語りシーンがあったんです。すごく苦労したんですが、思いを言葉にしてメロディーに乗せるという表現のすごさに気づいて、その魅力にはまっていきました。

――子どもたちにメッセージをお願いします。

 夢が見つからない、何を頑張ればいいか分からないという時は、一度立ち止まって周りを見渡してみてください。汗をかき、必死に生きている人が必ずいるはずです。それは、よく行くお店で働く人かもしれないし、家族を思って料理を作ってくれたり、家計を支えてくれたりする親かもしれません。
 そんな人の生き方を見て、聞いて、なぜがんばれるのかを知ることが、夢を見つけ、叶えるためのヒントになると思います。

菅田将暉さん出演
映画『糸』2020年4月24日(金)より全国東宝系にて公開!

※新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、公開日の延期が発表されています。今後の公開予定につきましては、公式ホームページをご確認ください。

平成元年生まれの高橋漣と園田葵。北海道で育った二人は13歳の時に出会い、初めての恋をする。そんなある日、葵が突然姿を消した。養父からの虐待に耐えかねて、町から逃げ出したのだった。真相を知った漣は、必死の思いで葵を探し出し、駆け落ちを決行する。しかし幼い二人の逃避行は行く当てもなく、すぐに警察に保護されてしまう。その直後、葵は母親に連れられ、北海道を去ることになった。
その事を知らなかった漣は見送ることすらできないまま、二人は遠く引き離された…。それから8年後。地元のチーズ工房で働いていた漣は、友人の結婚式に訪れた東京で、葵との再会を果たす。北海道で生きていくことを決意した漣と、世界中を飛び回って自分を試したい葵。すでに二人は、それぞれ別の人生を歩み始めていたのだった。そして10年後、平成最後の年となる2019年。運命は、もう一度だけ、二人をめぐり逢わせようとしていた…。

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