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■教職員の勤務状態から見る日本の教育

 教職員が子どもと向き合う時間が多いということも、豊かな教育のための重要な条件です。(表1)は、「教科指導以外にやっている仕事」について、欧米と日本の教員にアンケート調査をしたものです。数字は「食習慣に関する指導」「キャリア教育」「教育方針や行事予定などの情報提供」「地域行事への参加」「ボランティア指導」など18項目の中から、先生方がいくつ選択したかの平均値です。他国に比べ、日本の教員の仕事が飛び抜けて多いのがわかります。

(表1)日本の先生は授業以外にも仕事がいっぱい!(表2)先進諸国の中では低い先生の給与

 このほか、勤務時間が長い(図)一方で、給与面では必ずしも優遇されていない(表2)といった実態も透けて見えます。先生方が疲れ果てていては、子どもたちもよい教育を受けることはできません。教員の増員などによる、先生への負担の軽減、それに対する手当ての充実が求められています。

(図)日本の先生は勤務時間が長い
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