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「子ども応援便り」情報ファイル

 今年1月、文科省が小・中学校への「持ち込み禁止」、高校での「授業中の使用禁止」通知を出して話題を集めた、子どものケータイ問題。
  しかし、この「ユビキタス時代」においては、すでにケータイは子どもの生活になくてはならない必需品です。持ち込みや使用禁止処置だけで、問題は解決するのでしょうか。
  本書では、全国約3000人に及ぶ中・高・大学生のケータイ生活に関する実態調査や保護者の声を拾いながら、「思春期とケータイ」の関係性に注目。子どもの生活と気持ちに丁寧に寄り添い、「子どもの成長・発達」という視点から鋭く分析し、子どもたちをいかに心豊かに育てるのか論じています。
  また、子どもが主役となって未来のケータイ文化≠築くための展望を、全国の先駆的実践例を紹介しながらわかりやすく解説しています。
  中・高生だけでなく、保護者や一般の大人の方々、教育・メディア関係者にも是非読んでいただきたい、希望が湧いてくる一冊です。

写真:書籍「ケータイ時代」を生きるきみへ
尾木直樹さん
「ケータイ時代」を生きるきみへ
岩波ジュニア新書
  <著者プロフィール>
尾木直樹さん
1947年滋賀県生まれ。中学校・高等学校教員を経て、現在は法政大学キャリアデザイン学部教授、早稲田大学大学院教育学研究科客員教授、臨床教育研究所「虹」所長。
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